【アップデート】Compute Optimizer が アイドルリソースの推奨をサポートするようになりました
こんにちは!AWS事業本部のおつまみです。
みなさん、AWS Compute Optimizer使っていますか?
コスト最適化には、有効化必須のサービス AWS Compute Optimizerに関するアップデートがあったので、ご紹介します。
Compute Optimizer が アイドル状態の AWS リソースの特定に役立つ推奨事項をサポートするようになったことを発表しました!
前提
Compute Optimizer とは
Compute Optimizer はコンピューティングリソースについて 「適切なインスタンスタイプやストレージ」を提案してくれるサービスです。 サービスの詳細については以下ブログを参照ください。
今まで
今までアイドル状態のAWSリソースは Compute Optimizer で検知ができませんでした。
代わりに AWS Trusted Advisor のコスト最適化項目にて、以下のリソースのみアイドル状態を検知できました。
また他のリソース(EC2 インスタンス、EBS ボリュームなど)は使用率が低いとだけ検知されており、アイドル状態は検知できませんでした。
今回のアップデート
Compute Optimizer で アイドルリソースの推奨をサポートするようになりました!
現時点では、以下AWSリソースでアイドル状態を確認できます。
- EC2 インスタンス
- EC2 Auto Scaling グループ
- EBS ボリューム
- Fargate で実行されている ECS サービス
- RDS インスタンス
アイドル状態かどうかは、14日間連続 の使用履歴を分析しているようです。
確認してみる
さっそく Compute Optimizer のコンソールを確認してみます。
コンソールに移動すると、「Optimization options for your resources 」(リソース毎の最適化機会)のところで。「アイドル」状態になっているリソースが確認できます。
「idle savings」で停止・削除したときにどのくらいコスト削減できるかも分かりますね。
「アイドル」となっている数字を選択してみたのですが、エラー画面となってしまいました。
アップデート直後の不具合だと思うので、後ほど確認してみます。
また、この推奨事項は、Cost Optimization Hub からも確認できました!
「機会を見る」で「最も推奨されるアクション」を「アイドル状態または未使用のリソースを停止」フィルタリングすると、詳細も確認できます。
おわりに
今回はCompute Optimizer が アイドル状態の AWS リソースの特定に役立つ推奨事項をサポートするようになったことを紹介しました。
今まで AWS Trusted Advisor でのみ確認できていたアイドル状態が、Compute OptimizerおよびCost Optimization Hub からも確認できるようになったのは嬉しいですね!
Compute Optimizer は基本的には無料で利用できる機能のため、ぜひお使いの環境で利用してみてください!
参考