【アップデート】Compute Optimizer が アイドルリソースの推奨をサポートするようになりました

【アップデート】Compute Optimizer が アイドルリソースの推奨をサポートするようになりました

Clock Icon2024.11.21

こんにちは!AWS事業本部のおつまみです。

みなさん、AWS Compute Optimizer使っていますか?

コスト最適化には、有効化必須のサービス AWS Compute Optimizerに関するアップデートがあったので、ご紹介します。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/11/aws-compute-optimizer-idle-resource-recommendation/

Compute Optimizer が アイドル状態の AWS リソースの特定に役立つ推奨事項をサポートするようになったことを発表しました!

前提

Compute Optimizer とは

Compute Optimizer はコンピューティングリソースについて 「適切なインスタンスタイプやストレージ」を提案してくれるサービスです。 サービスの詳細については以下ブログを参照ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/introduction-2024-aws-compute-optimizer/

今まで

今までアイドル状態のAWSリソースは Compute Optimizer で検知ができませんでした。
代わりに AWS Trusted Advisor のコスト最適化項目にて、以下のリソースのみアイドル状態を検知できました。

Trusted_Advisor_-_コスト最適化

また他のリソース(EC2 インスタンス、EBS ボリュームなど)は使用率が低いとだけ検知されており、アイドル状態は検知できませんでした。

今回のアップデート

Compute Optimizer で アイドルリソースの推奨をサポートするようになりました!

現時点では、以下AWSリソースでアイドル状態を確認できます。

  • EC2 インスタンス
  • EC2 Auto Scaling グループ
  • EBS ボリューム
  • Fargate で実行されている ECS サービス
  • RDS インスタンス

アイドル状態かどうかは、14日間連続 の使用履歴を分析しているようです。

確認してみる

さっそく Compute Optimizer のコンソールを確認してみます。
コンソールに移動すると、「Optimization options for your resources 」(リソース毎の最適化機会)のところで。「アイドル」状態になっているリソースが確認できます。
「idle savings」で停止・削除したときにどのくらいコスト削減できるかも分かりますね。

AWS_Compute_Optimizer

「アイドル」となっている数字を選択してみたのですが、エラー画面となってしまいました。
アップデート直後の不具合だと思うので、後ほど確認してみます。

AWS_Compute_Optimizer

また、この推奨事項は、Cost Optimization Hub からも確認できました!

Cost_Management_Console

「機会を見る」で「最も推奨されるアクション」を「アイドル状態または未使用のリソースを停止」フィルタリングすると、詳細も確認できます。

Cost_Management_Console

おわりに

今回はCompute Optimizer が アイドル状態の AWS リソースの特定に役立つ推奨事項をサポートするようになったことを紹介しました。

今まで AWS Trusted Advisor でのみ確認できていたアイドル状態が、Compute OptimizerおよびCost Optimization Hub からも確認できるようになったのは嬉しいですね!

Compute Optimizer は基本的には無料で利用できる機能のため、ぜひお使いの環境で利用してみてください!

参考

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/11/aws-compute-optimizer-idle-resource-recommendation/

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.